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『百日草』作詞・作曲:心音(8月のテーマ その1 〜百日草〜) 

亡き友を想う、故人を想う。

そんな言葉を持つこの花は、私にとって、生きてたら大学生だった弟を思い出す花です。

もしも思いを伝えられるなら、何を言うだろう。

そう考えました。

まだ小さかった頃にお空へ帰った弟に、今になってやっと向き合えた気がします。

心音

いなくなってから もうこんなに経つ
気づかない間に 私も大きくなった
あなたが必死に 頑張ってる時
私の寂しさだけ 考えていたんだ

もしも今ここに あなたがいたなら
気づかない間に 私の背を超すだろう
きっと自由に 突っ走る姿見て
怒りながらも 支えているだろう

ごめんね 何も出来なかった
それだけがとても苦しくて
けれど同時にあなたが今でも
見ていてくれると信じてる

百日草
どんな時だって 知ってるんだろう
全部お空から 眺めているんだろう
あなたは必死に 伝えようとして
夢の中でいつも 笑ってくれる

もしも今ここに あなたがいたなら
誰もに自慢して 連れ回すことだろう
きっと教えに 生まれてくれたんだね
私たちに 生きることの強さを

ごめんね 何も出来なかった
それだけがとても悔しくて
それと同時にあなたが今でも
守ってくれると信じてる

もしも何か起きたときには
一番に お母さんを助けてね
私は自力で 生きてみせるから
約束する 百日草に誓って

ごめんね 何も出来なかった
それだけがとても苦しくて
けれど同時にあなたが今でも
見ていてくれると信じてる
守ってくれると信じてる

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『心づくし』作詞・作曲:裕子(8月のテーマ その2 〜女郎花〜)

オミナエシ(女郎花)は秋の七草のひとつ。

花言葉は「永久」「親切」「優しさ」「美しさ」「伸びやかな美しさ」「美人」「佳人」「心づくし」「女らしさ」「はかない恋」「約束を守る」

そんな花言葉を見ていたら、妄想族の私としては、ふと物語が浮かんで来ました。
切なく悲しい、その恋の物語を元に歌にしてみました。

裕子

迎えに来るって約束
必ず守るとあなたは言った
異国に旅立つあの日
重ねた唇 涙の味がした

オミナエシ はかなく揺れる
美しい恋を思いながら

寂しくないって
言えばウソになる
さらって連れてって
欲しかったのに
黒い髪が
頬を撫でる
美しきやまと
この国で待つわ

女郎花
「ごめん、好きな人が出来た」
突然の便りはたったそれだけ
「言い訳しないあなたが
やっぱり好きよ」涙飲んで返す

オミナエシ はかなく揺れる
散り急ぐ恋を思いながら

あなたを責めても
何も始まらない
つまらない女に見えるだけ
せめていつまでも
あなたの心に
美しくいたい
受け取って私の
心づくし

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